《 感想 》
昨年、本腰を入れて株をやってみようと思い、試行錯誤しているときに出会ったのがこの本。当時の私はとにかく銘柄選びに困っているところでした。どういう株が値上がりするのか、どういう情報を見て、どう選択をすればよいのかがよく解らず、ほとほと頭を悩ませていました。
ある日、近所の本屋で投資本を眺めていて、表紙のインパクトに惹かれ、何気なく手に取ったこの本。新高値と言う言葉は初耳でしたし、ブレイクと言う言葉は何か派手な印象。夢みたいな派手で現実味のない事を書いた本じゃないかな、と疑いながらページをめくってみたのでした。
しかし、それは全然違っていました。書かれていたのは、すごく現実的で、具体的で、実践的な内容でした。私が困っていた、銘柄選択の方法も、具体的な数字、具体的なツールを示し、それをどう利用するか手取り足取り教えてくれるかのような感じ。エントリーの仕方や、損切り、利益確定の方法などもかなり具体的に解説してくれていました。投資本はいままで何冊も読んで来ましたが、こんなにわかりやすく、具体的・実践的なものは初めてでした。
そしてまた、ファンダメンタルを重視する投資方法に、少々疑問を抱きだしていた私に、テクニカルとファンダメンタルの両方を使う、テクノファンダメンタル投資と言う考え方、そしてボックス理論を吹き込んでくれたのもこの本でした。
もともとこれらは、ニコラス・ダーバス氏のとなえた考え方のようですが、この本のおかげで、ニコラス・ダーバス、ウィリアム・オニール、マーク・ミネルヴィニ、そして、ふりーパパさんという、成長株投資のカリスマ達の存在も知る事が出来ました。
株式投資に対する色々なもやもやを一気に晴らし、私の投資を、ある一定の方向に導いてくれたのがこの本。いい出会いでした。
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《 余談 》
余談ではありますが、この本を読み終えたのが昨年の8月でした。ちょうどその頃、著者DUKE。さんとふりーパパさん共同のセミナーが、9月に開催される事を知りました。場所は東京。大阪在住の私ですが、迷わず申し込みをしてしまいました。
セミナーでは、さらに具体的な内容を語っていただき、とても参考になりました。DUKE。さんはサラリーマン時代、経理・税務の部署にもおられたようで、勝手に親近感を持ったりもしました。懇親会にも参加しましたが、ふりーパパさんとお話ししている間に時間がなくなり、DUKE。さんと直接お話できなかった事だけが心残りであります。
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