阪神競馬場のパドックで友達と馬を見ている時に、たまたま知り合いになったのが著者の橋浜保子さん。とても気さくで親切で美人なお姉様でした。初対面の私に、少しの間でしたが熱心に馬の見方を語ってくれました。私も面白くてじっと聞き入ってしまいました。その際に「これ私が書いた本なんです、良かったら読んでみて下さい」と紹介されたのがこの本でした。
馬好きの私、早速読んでみました。すると、普段見る事のない競馬の裏側の事が詳しく書かれている本でした。厩舎の話、トレセンの話、生産牧場や育成牧場の話など、どれもちょっとずつは聞いた事がありましたが、これだけしっかりと体系立てて知る機会は、いままでありませんでした。専門用語なんかもとても丁寧にわかり易く解説してあるので、すごく読みやすく素直に楽しめました。
読むとより深く競馬のことを知ることが出来る本。ひょんなことから手にした本でしたが、なかなか面白かったです。